レノン=マッカートニーと並んで、20世紀を代表する作曲家バート・バカラック。40年前に作られた彼の楽曲の数々は、同世代の作曲家の作品が“オールディーズ”と呼ばれ懐かしがられるのに対し、未だ色褪せず、新しいアーティスト達に歌い継がれ、今日でもTVやラジオ、映画から日常的に流れている。その時代を超えて愛され続けるバート・バカラックが、新作『At This Time』でキャリア半世紀の時を経て、初の作詞を手掛け、歌にも挑戦。2006年度のグラミー賞を受賞し、77歳にして現役バリバリの《シンガーソング=ライター》が登場した。